kojiro kisaka exhibition
"Monas(モナス)"
2016年10月21日(金), 22(土)
27日(木) → 30日(日)
時間 11:00 ~ 18:00
( 22日 チェロコンサートの為16時半にて展覧会終了、
準備の為一度閉場。下記案内参照 )
場所 上門前の家 森田建築設計事務所 http://morita-architect.com/
京都市北区紫野上門前町5
⇒ map
会場は住宅街で駐輪場がないため、
公共の乗り物または、お車(近くのコインパーキング)を
ご利用お願いいたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10月22日(土) 富田牧子 チェロコンサート
- ガット(羊腸)弦で弾く 独奏チェロの為の音楽 -
開場17:30 18:00開演 ~ 19:30 (途中休憩有り)
3,000円(予約制) ※未就学児童の入場はできません。
定員 20名
定員が一杯になり次第、受付は終了させていただきます。
会場にてワイン ソフトドリンク などの販売を致します。料理教室森田より
ご予約・お問い合わせ
morita-tkl@rio.odn.ne.jp
お名前 人数
当日連絡のつく電話番号をお書き添えの上メールをお送りください。
メールの返信を持って受付終了と致します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「 Monas(モナス)光の始まり 」
例えば、団栗が最初からナラの木に育っていく情報を持っているように、
全てのものことにはそれ自身が持っている生成の意志のようなものがあり、
そのことをMonas(モナス)といいます。
画家、木坂宏次朗が絵を描くとき、取り組んでいる作品にもそれ自身の
Monas(モナス)があり、それを見出し、見失わぬように、相応しい表現を
探りながら制作していきます。
このような創造の過程というのは、自身の内面で起こるものの、ある意味
とても客観的な視点を伴います。あらわれたものが単なる思い付きや
恣意的なものでないのか、常に注意して観察します。Monas(モナス)は
この世界と言う、生命の生成するところそのものに根ざしているからです。
そうして出来上がった作品はアーティストの内面の旅の記録でもあり、
鑑賞者はそれに対峙するとき、無意識の裡に彼が辿った道のりを追体験する
ことでしょう。初めての道や光景がそこには見えてくるかもしれません。
今回、木坂宏次朗(絵画)を中心として、そのような創造の姿勢を
共有する、富田牧子(音楽)、藤原伊堂(文章)をゲストコラボレーターに
迎えて、展覧会を開催致します。
このような行為の姿勢は、芸術創作に限らす、実は人の行為全てに
敷衍できるものなのではないでしょうか。日常の行為の中で私たちが
それを実践するとき、あるべくようにあらわれてくる ものこと は、
現前する世界をまさに芸術として再編成するのかもしれません。
訪れた皆様の内に、日々を生きるそのものの中に、それを見出していく
契機となる光が、この展覧会での体験によって灯されることを
祈念しております。
上門前の家 森田 徹
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【プロフィール】
木坂宏次朗 Kojiro KISAKA :画家
1968年京都生まれ。91年京都精華大学造形学部洋画科卒業。
1994年FinlandJyvskyla芸術協会公募展、入選。
94年、95年、96年Finland-Jyvskyla市、
96年Finland政府(文化庁)より奨学金、助成金授与。
95年Finland-Summer Festival,
96年Winter Festival招待作家に選出。99年Finland-Jyvskyla芸術協会、
00年Finland-Suolahti市より招待作家に選出。
現在京都を中心に作品を発表。
ダンスや演劇、オペラグループの為のステージデザイン、衣装デザイン、
メイクアップデザイン、グラフィックデザインなどの舞台芸術活動も行う。
富田牧子 Makiko TOMITA :チェロ奏者
バロックと現代のスタイルの楽器にガット(羊腸)弦を張り、
自然体の音楽と室内楽の楽しさを広める活動をしている。
東京芸術大学在学中にリサイタルを行い、演奏活動を始める。
ソロや室内楽でフランス、イタリア、オーストリアの音楽祭や講習会に参加。
大学院修士課程終了後ハンガリー・ブタペストに留学、
バルトーク弦楽四重奏団チェロ奏者L.メズー氏に師事。
NHK-FM「名曲リサイタル」、ORF(オーストリア放送)の公開録音に出演。
ソロリサイタルを開催するほか、近年は、バロックと現代の楽器を使って
J.S.バッハと20,21世紀の無伴奏作品を組み合わせたプログラムの
コンサートも行っている。弦楽四重奏団メンバーとしての活動を経て、
コンサートホール以外にも場を広げ、様々な楽器との組み合わせによる
「充実した内容の音楽を間近で味わうコンサート」の企画を続けている。
http://tomitamakiko.seesaa.net
藤原伊堂 Tadataka FUJIWARA :編集者
1975年生まれ。北海道大学大学院博士課程中退。
京都芸術センター、石田大成社ホールを経て、
現在出版社(京都市)勤務。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
会場は住宅街で駐輪場がないため、
公共の乗り物または、お車(近くのコインパーキング)を
ご利用お願いいたします。
会場内での撮影時、フラッシュ使用は他の方のご迷惑になりますので
ご遠慮ください。
作品にお手を触れないようにお願いいたします。